おいらクロッチは黒鬼さぁ。物語「泣いた赤鬼」にはいつも泣かされる。
2018年8月29日

3年前の2015年7月。クロッチは友だちのオペラ彩によるオペラ「泣いた赤鬼」の山形新庄市公演を手伝ったんだ。

東北の子どもたちと一体となった時のレポートの再録です。

 

 


子どもたちと一体となったオペラ「泣いた赤鬼」

 

7月1日、市民文化会館には新庄市近隣から、午前の部には8つの小学校から約600名が、午後の部には3つの小学校から約650名の下学年の子どもたちが集まりました。

音楽劇「泣いた赤鬼」の開幕から閉幕まで続いた子どもたちの大歓声、大爆笑、大合唱のあまりの凄さに、出演者も関係者も本当に驚きました。

舞台の上からの出演者たちの呼びかけに一斉に応え、共にしりとり遊びをし、赤鬼や青鬼、村人の一挙手一投足、せりふに笑い、立ち上がり、いっしょに一生懸命歌う子どもたちは、「泣いた赤鬼」の世界に完全に入り込んでいたのです。

音楽劇の見事さ、出演者の方々の歌声にあらためて感心しましたが、子どもたちのノビノビとした素直なその姿にもとても感動しました。

 

セーフコミュニティ音楽劇「泣いた赤鬼」

原作:浜田広介
作曲・台本:松井和彦
演出:直井研二
指揮:苫米地英一

企画制作:オペラ彩 和田タカ子
共同制作:ヌールエ

舞台:加藤事務所

出演

赤鬼:布施雅也(テノール)
青鬼:星野淳(バリトン)
娘:飯尾玲子(ソプラノ)
女房:和田タカ子(ソプラノ)
百姓:大橋正明(テノール)
木こり:伊東剛(バス)
ナレーター:宮崎京子(ソプラノ)

ピアノ:小笠原貞宗

幸せ運ぶメッセンジャー:のら猫クロッチ
新庄市キャラクター:じいさん天狗のかむてん

 


 

赤鬼が青鬼に「人間と友だちになりたい」と告白するシーン

 

赤鬼と青鬼が村へやってくるシーン

 

会場の子どもたちと大合唱。眠っている赤鬼を起こすシーン

 

青鬼からの友情の手紙を読むシーン

 

大歓声でのカーテンコール

 

 


ところで、いたずら好きのじいさん天狗「かむてん」は子どもたちからとても慕われている新庄市のキャラクターです。市の北東にそびえる神室山には古来より天狗が住んでいるという伝説があり、民話の宝庫である新庄市には今なお、300を越える民話があるそうです。

◎じいさん天狗の「かむてん」を詳しく知りたい方へ
https://city.shinjo.yamagata.jp/kurashi/040/010/index.html

◎セーフコミュニティ音楽劇「泣いた赤鬼」を詳しく知りたい方へ
http://krocchi.com/akaoni/

 

クロッチのことも大歓迎してくれた子どもたち。
歓声と握手攻め、ハイタッチ攻めのあまりの凄さに大感激のクロッチでした。

 

終演後に村人と木こりさんに連れられた
“かむてん”と”クロッチ”が子どもたちに感想を聞くシーン

 

 

赤鬼を見てくれた小学生のみなさん、
お世話になった新庄市のみなさん、
「泣いた赤鬼」の出演者、スタッフのみなさん、関係者のみなさん
本当にありがとうございました!