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このプロジェクトについて
「イジメ問題」を子どもたちと一緒に考える、誰もが知っている物語「泣いた赤鬼」の新しい音楽劇をつくります。
はじめまして、オイラはのら猫クロッチです! 誰もが知っている浜田広介の名作「泣いた赤鬼」を題材に、身近な友だちのこと、人への思いやり、やさしさ、勇気、そして行動について考える、セーフコミュニティ音楽劇「泣いた赤鬼」を来年2月15日に埼玉県幸手市、7月1日に山形県新庄市、8月16日に東京都豊島区で上演します。
「泣いた赤鬼」は、いじめの原因になる他人との壁を乗り越える力がある
音楽劇「泣いた赤鬼」は、ある山に住む心のやさしい赤鬼が、怖がって相手にしてくれない山のふもとの村人たちのために、自らが悪者になって去っていく青鬼の悲しい話……。でも反面、この音楽劇には、自分とは違う他者との壁を乗り越えられるなんか《魔法のような力》があるようにも感じたんだ。
この音楽劇の主催者である「特定非営利活動法人オペラ彩(さい)」の代表である和田タカ子さんは、「この音楽劇のあと、子どもたちの目がとてもキラキラして、やさしい顔になっているの。私はね、この感動を多くの子どもたちにもっと体験してほしいの」と熱くオイラに語ってくれた。そのとき、オイラの胸にも熱いものがこみ上げてきたんだ。自分にもできることがあると……。
鑑賞だけでは終わらない、セーフコミュニティ音楽劇をつくりたい!
約1時間のこの音楽劇は鑑賞するだけでもスゴいんだけど、オイラはそれに加えて「音楽の力で身近な問題を考えるきっかけ」をつくりたいと思ったんだ。オイラのテーマは「身近な友だち」のこと。音楽劇「泣いた赤鬼」の前後に、オイラの『一人芝居』、そして『〆(しめ)芝居』をする。
〆(しめ)芝居では例えば、舞台に赤鬼、青鬼、登場する村人を集めて、会場のみんなといっしょに「なぜ、赤鬼の家に村人は、寄りつこうとしなかったのだろう?」「青鬼が、赤鬼のために、演技で悪役をしたことをどう思う?」などについて考えるんだ。
子どもたちに「メッセージ」を届けるために、のら猫クロッチは、着ぐるみになって活躍します!
オイラの夢。それは、「人と動物がもっと仲良く暮らせること」
セーフコミュニティ音楽劇「泣いた赤鬼」の上演活動をとおして、他人にやさしい子どもたちや大人たちが増えれば、オイラの仲間「のら猫たち」においしい食事に招いてくれる友だちや、やさしい里親も増えると思うんだ。そしたら本当にうれしいよ。すばらしい作品をつくります。みなさま、応援よろしくお願いします!
のら猫クロッチ一座を組んで、全国を巡業したい!
オイラは、「オペラ彩」代表の和田タカ子さん、演出家の直井研二さんを中心に、のら猫クロッチ版「泣いた赤鬼」一座の仲間たちとともに、全国どこへでも出張公演していきます。最後に、和田さんと直井さんからいただいたメッセージです。
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【詳細】セーフコミュニティ音楽劇「泣いた赤鬼」
①泣いた赤鬼 原作:浜田広介
作曲・台本:松井和彦
②のら猫クロッチ 原作:かりにゃん
③演出:直井研二
④企画・制作:オペラ彩 和田タカ子 共同制作:株式会社ヌールエ
⑤出演:赤鬼(テノール) 青鬼(バリトン)
木こり(バス) 娘(ソプラノ)
百姓(テノール) 女房(メゾ・ソプラノ)
ナレーター(ソプラノ)
指揮者、ピアニスト
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《のら猫クロッチとは?》
クロッチはのら猫です。東京のとある住宅街、ドミネコ通り界隈をネジロにしています。界隈一の目ヂカラと、抜群のすばしっこさが自慢のクロッチは、自然の少ない厳しい環境の中で、今日も一生懸命、生き抜いています。
http://www.krocchi.com