グランマオーナメント、聖母病院のクリスマスツリーを飾る
2011年12月22日

クロッチが、被災地のグランマに託された手作りオーナメント
聖母病院のクリスマスツリーを飾る

「わたしは聖母病院で生まれたんですよ」
そう語った人たちは、みな一様に誇らしげでした。その理由は、聖母病院を一度訪れればおのずとわかります。ローマカトリックの精神の下に創立されたこの病院の美しい建物にまず目を奪われ、回廊を抜けると美しい花の咲く庭。そして聖堂の凛とした佇まいに思わず背筋がピンとします。
http://www.seibokai.or.jp/
一年間に1800人もの赤ちゃんが生まれるからでしょうか、この場所にはいつも明るく温かな雰囲気が漂っています。さて、病院本館の入り口に安置された聖母マリア様の像の手前のクリスマスツリー。これを飾るクリスマスオーナメントこそ、クロッチが託され、届けたものなのです。

被災した宮城県のおかあさんたちが手作りしたオーナメントは、オーガニックコットンの残布を使用していますが、これは、長年オーガニックコットン製品の普及に努めてきた株式会社アバンティの渡辺社長の声がけで始まった、「グランマプロジェクト」の成果のひとつです。
◉[孫の力]東北グランマのXmasオーナメント
グランマプロジェクトが生まれた瞬間をクロッチがレポート!
http://www.magonochikara.com/jp/node/891

実は、クロッチがねぐらにしている目白の住宅地から、聖母病院は徒歩10分ほどの近さ。
「目白の七曲がり坂下のお地蔵さんのお告げを受けたクロッチが、宮城県大指に出向き、出会ったおかあさんたちから託されたオーナメントを聖母病院に届ける」このクロッチの幸せ届け旅のお話は、雑誌「孫の力」(木楽舎刊)第2号と第3号に連載されています。
◉[孫の力]お地蔵さまのお告げをうけて
http://www.magonochikara.com/jp/02EA01

◉[孫の力]聖夜の奇蹟 東北のおかあさんから託されたもの
http://www.magonochikara.com/jp/03DA01

第3号の106~107ページには、「すべての人が幸せになるために、ボーダーレスな世界をめざして」と題して、聖母病院副院長のシスター塩塚さんが、聖母病院の理念を語られています。「ボーダーをなくして世界がひとつになった時にだれもが幸せになれるのです」との言葉がありますが、まさに、ノラ猫はボーダーレスの存在。シスターの言葉に感銘したクロッチです。
◉[孫の力]すべての人が幸せになるために、ボーダーレスな世界をめざして
http://www.magonochikara.com/jp/node/996

みなさん、クリスマスに聖母病院を一度、訪ねてごらんになりませんか?
近くには、クロッチのすみか、ドミネコ通り、クロッチの棲み家「Café杏奴」もあります。
どうぞすてきなクリスマスをお過ごしください。
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聖母病院の聖堂でのクリスマスミサは
24日は午後7:00から
25日は朝 9:00から
です。
〒161-8521 東京都新宿区中落合2-5-1
社会福祉法人 聖母会 聖母病院
http://www.seibokai.or.jp/
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