【ご案内】クロッチぬいぐるみ予約開始いたします!
2018年4月27日

完売後、長らく欠品となっていた大人気のクロッチのぬいぐるみ、
ついに完成いたしました!

のら猫クロッチ物語の新作「友送り」の冊子とセットで 2,700円(税別 )で販売いたします。

 

本日4月27日から予約を開始いたします。
予約された方、先着10名様にクロッチ巾着をプレゼントいたします。
また予約された方全員に、クロッチからささやかなプレゼントをご用意いたしました。
予約受付は5月15日までです。

ご予約いただいた方へのぬいぐるみの発送は5月21日になります。
クロッチのオンラインショップ正直のみの市でのぬいぐるみ販売開始は、5月22日となります。

http://krocchi.com/ec/

日本橋三越本店のクロッチイベントでの先行販売におこしいただけない方はどうぞクロッチ倶楽部までメールでお申し込みください。

ご予約希望の方は、http://krocchi.com/ec/buy.html
こちらのアドレスからご予約ください。お待ちしております。

 

 

【ご案内 】 5月2日(水)〜13日(日)日本橋三越本店で《のら猫クロッチ縁起》開催
2018年4月27日

こんにちは。みなさん、お元気ですか?

明日からゴールデンウィークですね。
クロッチは今年も日本橋三越本店でちょいとひとっぱたらきです!

5月2日(水)〜5月13(日)本館4F、上りエスカレーター正面、〈のら猫クロッチ〉×〈PJC〉ポップアップショップにわらじを脱がせていただくことになりました。 テーマは、「のら猫クロッチ縁起 オイラも縄文だいっ!」です。 会場では、クロッチの新作、1分アニメを放映いたします。

完成したばかりのクロッチのぬいぐるみを先行販売いたします。 また、ACE(世界の子どもを児童労働から守るNGO)が就労支援をしているインドの少女たちが作ったクロッチのお洋服を、ぬいぐるみとあわせて販売いたします。会場では、少女たちの様子を撮った映像もご覧になれます。

Tシャツやトートバッグ、クロッチの新商品もお目見えします。 三越本店は本館新館「ねこ・猫・ネコまつり」各階ねこづくしとなります。 みなさん、クロッチともども心よりお待ちしております。

 

———————————————-
のら猫クロッチ縁起(えんおこし) オイラも縄文だいっ!

会期:5月2日(水)〜13日(日)
会場:日本橋三越本店 本館4階
   リ・スタイルレディ POP-UPスペース
営業時間/午前10時〜午後7時
———————————————-

 


 

のら猫 クロッチ 参上!

オイラはクロッチ のら猫だいっ!
家も身寄りもないけれど
ノラの誇りをこの胸に
明日を信じて生きていく

オイラはクロッチ 自由だぜっ!
行きたいところはどこにでも
塀に飛び乗り垣根をぬけて
あらゆる境を越えていく

オイラはクロッチ 江戸っ子だいっ!
義理と人情にめっぽう弱い
さびしさ隠して見栄をはる
だれにも負けない目力で
キリリと〆るぜ、仲間のためにしめ

 

 


 

クロッチ カムイ エカシ トアウ

「ねえ、おじいさん、なんで花や鳥やオイラと話ができるの?」
こんな人間ははじめてです。心臓がドキドキして、からだがカーッと熱くなってきました。

その人はクロッチの目をやさしく見つめると、にっこり微笑みました。
「う〜ん、猫もな、草も花も木もな、この世のすべてが神様だと思っているから、かな……」。

「えっ、猫も? じゃあオイラも神様なの? まっさかあ」
真顔でそんなことを言われたクロッチは驚きと恥ずかしさでどうしていいかわかりません。
(クロッチ物語「友送り」より)

 

 


 

コタン コロ カムイ

私は纏うべき
風を知っている
その風に乗りながら
見渡すカムイと 呼ばれゆく

命の態度を見つめてる
野良にいようと
街にいようと

纏うべき
勇気と優しさが
お前にあるならば
私は神々に
それを告げよう

(アイヌアーティスト 結城幸司)

 


 

児童労働のない世界をめざして

インドの子どもたちが児童労働から抜け出し、教育を受けられるようになることを目指して、日本のNPO法人ACE(エース)は、義務教育年齢を過ぎた女の子向けの職業訓練センターを運営しています。仕立て屋になるための縫製や刺繍 の技術を教えながら、読み書きや算数を教え、教育の機会を提供しています。

そこで学ぶ女の子たちに、「おいらの服を作ってほしい」と依頼したクロッチは、彼女たちにとって初めてのお客さん。

彼女たちが大好きなクロッチのために心をこめて一生懸命作った、世界に1つしかない服たち。見て、触って、匂いをかいで、遠く離れたインドの空気を感じてください。
(NPO法人ACE 田柳優子)

 


 

ショート アニメ。 遊ぼうよ!

2018年東京アニメピッチグランプリ上位入賞

 

“Gioca con me” 遊ぼうよ!
作詩・Eva Spagna 邦訳・かりにゃん 音楽・…e la luna?
アニメ制作・アスラフィルム

 

さあおいで、いっしょに遊ぼうよ
おいで、おいかけっこしようよ
さあ、高〜く跳んで
ぼくをつかまえてごらんよ
ほら、じっとしていないで
ぼくをつかまえてごらんよ

ぼくはここだよ
ぼくは、きみの友だちだよ
きみをワクワクさせたいのさ
なんで? なんて聞かないで
さあ、遊ぼうよ!

おや、ここまでやってきたね
ちょっと待って、ほんの少しだけ止まってよ
さあ、ぼくをつかまえて! ごらん、ぼくはこっちだよ

 

 

———————————————-
のら猫クロッチ縁起(えんおこし) オイラも縄文だいっ!

会期:5月2日(水)〜13日(日)
会場:日本橋三越本店 本館4階
リ・スタイルレディ POP-UPスペース
営業時間/午前10時〜午後7時
———————————————-

インドの女の子たちが、のら猫クロッチの服をつくるドキュメント映像です
2018年4月8日

PEACE INDIA PROJECT x Krocchi = Hi! Krocchi

インドの女の子たちが、のら猫クロッチの服をつくるドキュメント映像(英語版)です。「SDGs目標4」質の高い教育をみんなに。(映像&音楽制作:Ricco Label)

 
 

Hi! Krocchi(クロッチ、こんにちは!)

 

現在、インドのコットン畑では、48万人もの子どもが働き、その7~8割が女の子であると言われています。ピース・インド・プロジェクトは、そんなコットン生産地域で、危険な労働にさらされている子どもたちを守り、教育を支援するプロジェクトです。

今回の映像は、働きながらも学ぶことのできる職業訓練センターに通う女の子たちが、クロッチ(のら猫のキャラクター)の服を作るドキュメンタリーです。

彼女たちがクロッチのために心をこめて一生懸命作った、世界にひとつしかない作品をご覧ください。なお、完成した衣装(100着以上)は買い取ったのち、日本橋三越本店の催事「のら猫クロッチ 縁起こし」などで販売しています。

 

 

 

 

PEACE INDIA PROJECT

インド南部、テランガナ州は私たちの衣服などの製品の原料となっているコットンの生産が盛んです。コットンの栽培には多くの子どもが関わっており、インド国内のコットンの種子栽培だけでも48万人以上の子どもが安い労働力として働かされていると言われています。コットンの栽培に使われる有害な農薬の影響で具合が悪くなったり、ひどい場合には亡くなる子どもがいます。

そんなコットン畑で働く子どもたちが児童労働から抜け出し、教育を受けられるようになることを目指して、日本のNPO法人ACE(エース)は、現地NGOのSPEEDと共に「ピース・インド プロジェクト」を実施しています。

その活動の1つに、教育を十分に受けられないまま義務教育年齢を過ぎてしまった女の子向けの職業訓練センターの運営があります。児童婚などの問題から女の子はすぐにお嫁にいってしまうから教育を受ける必要がないという考えや、結婚の時に必要な持参金は女の子自身が稼ぐべきだという考えを持つおとながいるため、畑には男の子より多くの数の女の子が働いています。

職業訓練センターでは、仕立て屋になるための縫製や刺繍の技術を教えながら、読み書きや算数を教え、教育の機会を提供しています。また、訓練を終えた女の子は、家庭の中の安全な環境で仕立て屋として収入を得られるようになります。

コットン畑で働き、望んでも学校に行くことができなかった過去を持つセンターに通う女の子たちに、クロッチが「おいらの服を作ってほしい」と依頼をしてくれ ました。初めてクロッチと会った時、女の子たちから笑顔がこぼれました。クロッチは彼女たちにとって初めてのお客さんでした。

彼女たちが大好きなクロッチのために心をこめて一生懸命作った、世界に1つしかない服たち。見て、触って、匂いをかいで、遠く離れたインドの空気を感じてください。

◉世界の子どもたちを児童労働から守るNGO ACE
http://acejapan.org

 

 

 

 

 

日本橋三越本店「のら猫クロッチ 縁起こし」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


 

【のら猫クロッチと目があって6 ★ 同行二人】

第6回 田柳優子さん

 

認定NPO法人 ACE「ピース・インドプロジェクト」担当

「クロッチの心意気が好きです」「野良はひとりで生きられる」といいながらも、
誰かのために何かをせずにはいられない!

今日、世界の子どもの9人にひとり、1億6800万人が児童労働をしている、といわれる。ACE (Action against Child Exploitation)(意味:子どもの搾取に反対する行動)は、インドとガーナで危険な労働をしている子どもたちを守りながら、日本で、児童労働の問題を伝える啓発活動や解決のための活動をしているNGOだ。今年2月に、ACEが運営するインドの職業訓練センターで学ぶ女の子たちに、オイラの服を作ってくれるよう計らってくれた田柳優子さん。8月には、完成した50着の服をインドから持ち帰ってくれた。

 

 

子どもたちの表情が変わっていく

「この活動をやっていてよかった!」。と感じるのは、子どもたちの表情の変化を見た時だと語る田柳さん。朝から晩まで畑で働きづめ、土日も休めず、ほぼ1年中働く子どもたち。表情は暗く、笑うことはほとんどない。しかも、子どもたちは、頭痛や腹痛、腰痛などなにかしら健康の問題を抱えている。コットン畑の腰をかがめる作業で腰痛に、有害な農薬のせいで不調になり、皮膚病にもなる。農薬がついた手でお弁当を食べて亡くなった子もいる。

現地では、「児童労働がいけない」と思わないおとなが多い。農村では子どもは「稼業の働き手」とみなされているのだ。村の学校の先生は、学校にこない子どもたちの面倒まではみない。ACEでは、子どもたちを学校に通わせるために、先生と村人の協力を得ようと何度も地道に働きかけていく。そして、ACEが村で実施する「ピース・インド プロジェクト」で運営する補習学校「ブリッジスクール※」の様子を親たちに実際に見てもらう。働いている時には、子ども同士でおしゃべりもせず無気力だったのに、通いはじめると、表情が生き生きと輝き、髪をとかし、歯も磨くようになる。

「それなら自分の子も学校に行かせてみるか」。と、そこでやっと親の意識が変わる。活動の仲間になってくれた村人は、家庭訪問や説得にも協力してくれるようになる。「貧しいから学校にはいかせられない」とはいうものの、実際には通わせられる家庭もある。子どもの稼ぎが必要なほど非常に困窮した親へは収入向上支援をするが、お金ではなく物で融資をする。ヤギや羊を有償貸与し、飼い方を教え、数を増やして市場で売る。ある程度の利益がでるようになったら、家畜の代金は無利子で返してもらう。

 

オイラの服をつくってくれた女の子たちとは?

今回、オイラの服を作ってくれた職業訓練センターで働く女の子たちも、9ヶ月後にミシンを有償で貸与されるんだって。誰を支援するか決めるには、本当に返済する意思や能力があるのか見極めなければならない。一番大切なのは、その親が子どもを学校や職業訓練センターに通わせる意志が本当にあるのかを判断することだという。

※ブリッジスクールとは、働いていたために学校にいけなかった子どもが基礎学力を身につけ、公立学校へ就学できるよう支援するための補習学校

 

 

活動への参加者や仲間が増えた時はとてもうれしい

「ACEは小さな団体なので、現地で救える子どもの数はとても少ないんです」。膨大な児童労働者数を減らすためには、途上国だけではなく、先進国の人々の意識を変えていく必要があるという。
「児童労働」といわれてもピンとこない日本人が、自分に身近な商品とのつながりから実感できるように、ACEでは、綿製品の原料のコットン、チョコレートの原料のカカオ、のそれぞれの生産地、インドとガーナを支援地域に選び、活動を続けている。

「児童労働の現状を伝えた後で、活動への参加者や新しい仲間が増えた時はとてもうれしいです」と語る田柳さん。大学2年の春休み、「日本と全く違う国で、子どもにかかわることをしよう」と思い立ち、2ヶ月間、インドでストリートチルドレンを保護しているNGOの手伝いをした。ところが、「子どもたちのために何かしてあげたい!」とでかけていったのに、英語もヒンディー語も通じず、何もわからず何もできなかったという。その時の悔しさとはがゆさは、田柳さんにとって初めてのノラ体験となり、人生の大きな分岐点ともなった。帰国後、「今度は日本語がわかるスタッフと共にインドに行きたい」と、同じ年の夏休みには、ACE主催の「児童労働の観点でのスタディツアー」に参加したというのだから、そのタフさに驚かされる。

 

自分を動物に例えるなら

自分を動物に例えると?「犬っぽい」。といわれる。「性格的に猫よりも犬ですね」。「わたしはクロッチのように、ひとりで生きていくとは言えないです」との答え。

 

クロッチの「受け入れられ力」を貸してほしい!

「クロッチの心意気が好きです」「野良はひとりで生きられる」といいながらも、誰かのために何かをせずにはいられない!『のらのため』という言葉も、自分のためというよりは、自分のようなつらい境遇の人のため、という性格がカッコいい!『世のため、人のため』、これはNGOもいっしょです。」と田柳さん。 最初、目つきが鋭いオイラが受け入れられるか心配したが、子どもたちも、おとなの男の人たちも笑顔になった。そしてオイラを好きになってくれた。「クロッチの『受け入れられる力』を貸して欲しいです!」。「田柳さん、ガッテンだいっ!」

 

■田柳優子(たやなぎゆうこ)
大学卒業後、企業勤務を経て、学生時代からボランティアをしていたACEで2015年からスタッフとして働き始める。

 

 

 

 

 

 

のら猫クロッチとACEさんとのご縁をつくってくれた成田さんとのツーショット

 

【pdfダウンロード】