オイラはクロッチのら猫だいっ!

しゅわっち!クロッチ登場
①ギリリッと強烈な目力!ツヤツヤのまっ黒けの毛
クロッチとは?
 クロッチの一番の自慢は「目力」! それは気の弱い飼い猫を失神させてしまうほど強烈です。体をおおうビロードのような黒い毛並み、口の中から肉球までもまっ黒なクロッチです。

②クンクンお花が大好き!
 あっけらかんと生きていく草花を慈しむ日々

クロッチとは?
 東京のとある住宅街「ドミネコ通り」近くのドクダミの茂みがクロッチのすみか。路地の雑草や小さな公園の茂みは都会ののら猫にはオアシスです。花の朝露を飲んで乾きをいやし、雑草を食はんで解毒をするクロッチは、草花に感謝しつつ慈しむのです。

③ずだぼろ……生きていくのは大変さ
クロッチとは?
 気楽に見えるのら猫稼業も現実では大変なことばかり。雨の降る中、食べものを探してゴミバケツに頭をつっこむこともしばしばです。それでもなんにもありつけない日はゴミバケツの上で小休止。気を取り直して出直そう、さあ、クロッチ。

④ヒラリン!助けにきたぜ!
クロッチとは?
 目つきがわるくてカッコつけのクロッチは、実は情に厚くて心やさしい猫です。世話好きでケンカっ早く、他の猫や小さな生き物のためにいつも一所懸命です。

⑤ぽつねんとひとり深夜の公園で
クロッチとは?
 「ひとりで生きていくんだいっ!」とつっぱっているクロッチですが、ほんとうはとっても寂しがりや。飼い猫たちを「弱猫(ヨハネコ)」と名づけてからかいながらも心の底では友だちになりたい、だれかに寄り添いたい、と願っているのです。

⑥あっけらかんと生きていく
クロッチとは?
 生後まもなく親兄弟と離ればなれになったクロッチは、のら猫の誇りを胸にたったひとり、都会の片隅で生き抜いています。ある夢を胸に抱き、生きる糧を求めて精一杯生きているのです。

⑦おずおずと照れて隠れて去っていく
クロッチとは?
 クロッチは見かけとはうらはらにとってもシャイなロマンチスト。まわりの人や猫のためにはいつも一所懸命なのに、こと自分のこととなると遠慮して幸せをゆずってしまいます。不器用なクロッチはまわりから誤解されてばかりです。